名盤100選 90 フェアポート・コンヴェンション『リージ&リーフ』(1969)
いよいよ残すところあと10タイトル、ともなってくると選ぶタイトルも慎重になってくるが、同じようなものばかりでもつまらないし、できるだけいろいろなジャンル、いろんなタイプのアーティストのものを、...
メジャーからマイナーまで、クラシックロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。
いよいよ残すところあと10タイトル、ともなってくると選ぶタイトルも慎重になってくるが、同じようなものばかりでもつまらないし、できるだけいろいろなジャンル、いろんなタイプのアーティストのものを、...
わたしはダンス系のR&Bが苦手だ。 だからマイケル・ジャクソンの良さもまったくわからない。 『スリラー』が大ヒットしたのはわたしが18歳のときで、まさにリアルタイムで絶頂期を知って...
つい話の流れで「次回はジミ・ヘンドリックス」などと予告してしまったものの、実はジミヘンの正規録音にはあまり良いものがないと思う。 初期のヒット曲はなんだか音が悪すぎて、本来の実力の100分の...
この男女混合・人種混合グループのリーダーがスライ・ストーンである。 ミクスチャー・ロックの始祖であり、60年代にジミ・ヘンドリクスと並んで最もロックに大きな影響を与えた黒人アーティストである。 ...
気の毒なタイガー・ウッズ。 いったい彼が、なにをしたというのだ。彼は殺人や強姦をしたわけではない。ただ恋愛をしただけだ。 ゴルフは世界一、金も名誉もありルックスも悪くない。そんな男がモテな...
個性的な女性ヴォーカルと言ったらやはりこの人を超える人はいないだろう。 唯一無比の、度肝を抜かれるような激しさと、すすり泣くような哀しみとが同居したその圧倒的な表現力とパワー、その後ジャニス...
このアルバムは1969年に発表されたキング・クリムゾンのファースト・アルバムである。 ビートルズの『アビイロード』と同年で、ある記者が「デビューアルバムが『アビイロード』をトップから引きずり...
アメリカの郊外の大型スーパーなんかに行くと「ハートに火をつけて」がインストゥルメンタルで店内に流れているのは普通の光景なのだそうだ。 中高年のアメリカ人にとってはドアーズは懐メロであり、日本...
完成度が高すぎるのか低すぎるのか、それすらもわからないほど、奇妙なアルバムである。ロック史上における三大珍味のひとつと言えるだろう。 わたしはこのアルバムをどんなシチュエーションで聴くの...
昔は「シュープリームス」と言ってたのに、最近は「スプリームス」と言うらしい。 やめてくれないかな、そういうの。途中で変えるんじゃない。 「シュープリームス」はもう40年以上も使われている立派な...
オーティスをちゃんとまとめて聴いたのは10年ぐらい前のことだと思う。 ロックがやんなった頃だった。 90年代後半、イギリスはブリット・ポップとやらがのしてきて、あれがわたしはヤだった。...
いちばんイギリスらしいロック・バンドと言ったら、わたしにとってはキンクスのことだ。 ナイーブで偏屈、実験性に富むが叙情的、そしてノスタルジック。 ブリティッシュ・ビート・バンドとして颯...
久しぶりに友人たちに会って飲むと、彼らがこんなブログでもじつに真剣に読んでくれてることを知り、照れくさいやら感激するやらで悪酔いしそうだった。 いや感謝に堪えない。わたしも真剣に書いてきた甲...
以前HOT DOG雄介氏が酒の席でこんなことを言ってたのを思い出す。 「ボブ・ディランを好きな女っていないよなあ」 たしかに、とわたしも同意した。 いや、いないわけはないのだ。 あ...
60年代アメリカのバンドで1番好きなのはバーズだ。 この作品は彼らのデビュー・アルバムである。 彼らの独特のサウンドがどういうアイデアや試行錯誤を辿って作り出されたのかは知らない。 ...
1955年頃にエルヴィスやチャック・ベリーたちによって誕生したロックンロールは順調に成長・発育し、この『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』の発表された67年には思春期を迎えたと言えるかもし...