名盤100選 16 キンクス 『ヴィレッジ・グリーン・プリザベイション・ソサエティ』 (1968)
いちばんイギリスらしいロック・バンドと言ったら、わたしにとってはキンクスのことだ。 ナイーブで偏屈、実験性に富むが叙情的、そしてノスタルジック。 ブリティッシュ・ビート・バンドとして颯...
いちばんイギリスらしいロック・バンドと言ったら、わたしにとってはキンクスのことだ。 ナイーブで偏屈、実験性に富むが叙情的、そしてノスタルジック。 ブリティッシュ・ビート・バンドとして颯...
久しぶりに友人たちに会って飲むと、彼らがこんなブログでもじつに真剣に読んでくれてることを知り、照れくさいやら感激するやらで悪酔いしそうだった。 いや感謝に堪えない。わたしも真剣に書いてきた甲...
以前HOT DOG雄介氏が酒の席でこんなことを言ってたのを思い出す。 「ボブ・ディランを好きな女っていないよなあ」 たしかに、とわたしも同意した。 いや、いないわけはないのだ。 あ...
60年代アメリカのバンドで1番好きなのはバーズだ。 この作品は彼らのデビュー・アルバムである。 彼らの独特のサウンドがどういうアイデアや試行錯誤を辿って作り出されたのかは知らない。 ...
B.U.H.1年、つまりわたしが小学校5年生の1月にTBSのザ・ベストテンが始まった。 わたしは第1回目から見ている。 ピンクレディーの「UFO」が1位で、わたしのお目当てだった沢田研二の...
今年で50歳になろうとしている。 いったいなんなのだろう、この人は。 なにしろ彼女の最も売れたシングルは2006年の「ハング・アップ」で870万枚と記録されている。これは「ライク・ア・...
これほどに世界中で支持され、新作が待ち望まれ、アルバムが発表されるたびに大事件として扱われ、なにをやってもメディアで肯定的に語られるバンドはビートルズ以来であると言っても過言ではない。 ...
数あるコンセプト・アルバムの中でも最高峰といっていい傑作だと思う。 なのにわたしはこのアルバムに込められたコンセプトとやらはよく知らない。歌詞も読んだことがない。 なにやらSFチックな感じ...
1955年頃にエルヴィスやチャック・ベリーたちによって誕生したロックンロールは順調に成長・発育し、この『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』の発表された67年には思春期を迎えたと言えるかもし...
このブログはあと95回続くが、これほど悩むことは二度とないだろう。 ニール・ヤングでこのベスト100入りに値するアルバムを4枚に絞り込んだが、どれもこれも甲乙つけがたく、ここから1枚だけ選ぶ...
クラッシュは『白い暴動』かこれかでずいぶん迷った。 あ。 そうそう。 言うのを忘れてたが、1アーティスト1枚ということにしたのだ。わたしお得意のルールの追加である。 そんなわけで迷ったがや...
以前他のブログにも書き込んだことではあるが、去年わたしが新店オープン準備のために毎日通っていた尾張旭で、変わったコンビニを見つけた。 外から見る限りではなんの変哲もないサークルKだった。 ...
このアルバムが発表された77年、わたしは11歳だった。セックス・ピストルズのことなど知るわけもなく、沢田研二のほうの「勝手にしやがれ」に夢中だった。 わたしが当時最も動揺させられた出来事...
ロックはもう、終わってしまったのだろうか。 新しいロックバンドは次々に出てきている。面白いバンドもたくさんいる。 昔のバンドのほうが良かったと思う人もいれば、今のバンドのほうが...