No.028 ザ・ローリング・ストーンズ/ジャンピン・ジャック・フラッシュ (1968)

Through the Past Darkly: Big Hits 2
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その28
The Rolling Stones – Jumpin’ Jack Flash

おまたせしました、やっとストーンズの登場です。

60年以上にわたるロックの歴史には偉大なアーティストやグループは山ほどいるけれど、中でもストーンズは別格だろう。

1963年にデビューしたローリング・ストーンズは、60年代のロック創成期にビートルズらとともに今に至る「ロック」という音楽を創造し、ビートルズ解散後の70年代以降も進化を止めず、さらに今も現役で、今でも地球規模でトップクラスの人気を誇るロックバンドだ。
その長期にわたるロックファンの支持と、一組のロックバンドが残したとものとしては群を抜く数の名盤・名曲を生み出し、ロックの更なる可能性を追求し続けてロック界に多大な影響を与えた功績は、他のどんなアーティストやグループも比肩する者はいない。別格である。

そしてこの曲は彼らの、数えきれないほどある名曲の中でも一番に数えられる代表曲である。

67年に発表した2枚のアルバム『ビトゥイーン・ザ・バトンズ』『サタニック・マジェスティーズ』でその頃やや迷走気味だったストーンズが、68年に新たなプロデューサー、ジミー・ミラーを迎えて制作したのがこのシングル「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」とアルバム『ベガーズ・バンケット』だ。
ストーンズ黄金時代の幕開けを告げるナンバーとなり、その後ジミー・ミラーは73年の『山羊の頭のスープ』までのストーンズ黄金期の傑作群をプロデュースした。
だからわたしは、ロック史上の名プロデューサーというとまず真っ先にジミー・ミラーの名前が頭に浮かぶ。
ジミー・ミラーは他にもモーターヘッドのアルバムや、プライマル・スクリームの名盤『スクリーマデリカ』などもプロデュースしている。

今年3月、ストーンズは社会主義国キューバで、キューバ史上初めてとなるロックコンサートを開催した。
そのコンサートのオープニングを飾ったのがこの曲だった。

まるでロックの神様が、星の数ほどあるロックの名曲の中から最高の曲を選んで、キューバの人々に届けた、クソ最高な贈り物のようだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする