No.106 ファッツ・ドミノ/エイント・ザット・ア・シェイム (1955)

The Very Best of
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その106

Fats Domino-Ain’t That A Shame

ニューオリンズR&Bのレジェンドでもあるファッツ・ドミノもまた、チャック・ベリーやリトル・リチャードと同時代に活躍した偉大なロックンロール・オリジネイターのひとりだ。

いかにも人の好さそうな笑顔と、温かく深みのある歌声とサウンドがわたしはとても好きだ。
ピアノを弾きながら、ちょっと反り返るようにして観客のほうに顔を向けて歌うあの歌い方もいい。

この曲は1955年のヒット曲で、ファッツとデイヴ・バーソロミュー(アレンジャー)によって書かれた曲だ。
パット・ブーン、チープ・トリック、ジョン・レノンなど数多くのカバーバージョンが存在する。

2005年にハリケーン〈カトリーナ〉がニューオリンズが直撃した時に、ニュース番組で「被災地在住のファッツ・ドミノさんが行方不明」と報道されたときは心配になったものだった。
そしてその後の報道で「無事救助されました」と聞いたときは、嬉しかったなあ。

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