≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その111
Chuck Berry – Sweet Little Sixteen
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年一発目はチャック・ベリーの1958年のヒット曲です。
わたしは彼の曲の中でこれがいちばん好きだ。
こういう曲が一日中ラジオから流れていた時代ってなんて幸福な時代だったんだろう、初めてこんな音楽を聴いた人々はどれだけ興奮したんだろう、なんて聴くたびに思ってしまう。
わたしには想像上で羨望するしかない時代だ。
ボストンでもフィラデルフィアでもテキサスでも
サンフランシスコの海岸でもセントルイスやニューオリンズでも
可愛くてステキな16歳の女の子とみんな踊りたがってるんだ
(written by Chuck Berry)
わたしは歌詞に地名が出てくる歌になぜかとても惹かれる変な性癖があるのだけど、チャック・ベリーの歌にはそれが実に多くて楽しい。
まあアメリカの地名だから様になるのだけど、日本語でこういう歌を作ったら、
仙台でも浜松でも郡山でも
熱海の海岸でも倉敷や博多でも
なんてちょっと演歌っぽくなってしまう。
あっ、でもRCサクセションの「D.D.はC.C.ライダー」はいっぱい日本の地名(〇〇ナンバー)が出てくるロックンロールだな。
あれはクールですね。
それにしてもチャック・ベリーは90歳で現役、しかも今年2017年には30年ぶりのニュー・アルバムを出すそうだ。
これは聴きたいねえ。
まあセルフ・カバー・アルバムだとは思うけど、新曲書いてたらスゲーんだけどなぁ。