【ニッポンの名曲】その3
作詞・作曲・編曲:穂口雄右
作詞・作曲・編曲:穂口雄右
わたしは少年時代から、特定の女性アイドルの熱狂的ファンになって応援するみたいなことは一度も無くて、単に好きな曲があったら聴くだけだったのだけど、たぶん好きな曲がいちばん多いアイドルが、このキャンディーズだと思う。山口百恵よりも多い。
曲の良さと、その3人の声が融け合ったハマリ具合が素晴らしい。
わたしにとって、3人のガールズグループといったら、シュープリームスとキャンディーズが双璧で、甲乙つけがたいのである。
この曲を書いた穂口雄右は作曲・編曲家だが、この曲ではたまたま仮で入れた歌詞がそのまま採用されたということだ。
穂口雄右は「微笑みがえし」「わな」「夏が来た!」「年下の男の子」など、キャンディーズのヒット曲を何曲か書き、アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、桜田淳子「もう一度だけ振り向いて」なども作曲している。
見事なまでにわたしが好きだった曲ばかりなので、もしかするとわたしはキャンディーズというか、穂口雄右が好きなのかもしれない。
「春一番」はその疾走感と、キレのいい歌唱も素晴らしい。
「泣いてばかりいたって…」でマイナーになるところは思わず「ニッポンの名曲!」とテンションが上がる瞬間だ。
コメント
小学生の頃、もはや絶対的存在のキャンディーズがピンクレディーにシェアを奪われてくのを目の当たりにしました。
「平家物語」を習うより前だったし、なんかモヤモヤした説明できない気持ちになったのを覚えてます。
ピンクレディーも聴いて楽しいけど、40年後の今でさえキャンディーズは聴き応えがあります。
まさに、シュープリームス同様ですね。
あっ、一緒ですね。
ピンクレディーは子供の頃はどうだったか忘れたけど、大人になってから聴いてみると実はそんなに好きな曲がなくて、作曲の都倉俊一が合わないのかなあと自分では思っています。
ただしミーちゃんのビジュアルは、A.U.H.元年のわたしには、ムクムクとなにかが鎌首をもたげるような興奮をもたらしたことはたしかでした。