≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その274
The Pogues – Dirty Old Town
ちょっと変わったところで、ポーグスからも1曲選ぼう。
ザ・ポーグスは1984年にデビューした、ロンドンのバンドだ。
バンド名は最初、ポーグ・マホーンという名前だったらしいが、ゲール語で「おれのケツにキツしろ」という意味であったため、BBCで放送禁止となり、ザ・ポーグスと改名した。
彼らはそもそもパンク・バンドだったのだけど、ケルト音楽の要素や楽器を持ち込むうちにこんなバンドになっていった。彼らはケルティック・パンクと呼ばれた。
わたしが彼らを知ったのは、当時の音楽雑誌のインタビュー記事での、アル中のフロントマン、シェーン・マッガワンのクズすぎるキャラクターが印象的だったからだ。写真を見るたびに、歯ァ直せよぉ、と思ったものだ。
ちなみにシェーンが91年に脱退した後、後任のヴォーカリストにはジョー・ストラマーが加入した(短期間だったが)。
この曲はイワン・マッコールというフォークシンガーが書いた曲だ。フォークと言っても、トラッドのほうの本気のやつだ。
彼の育ったマンチェスター地方、その昔は工業都市として発展したものの、今は寂れてしまった町への想いを歌った歌だ。
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