No.437 ジェームス・ブラウン/セックス・マシーン (1970)

Sex Machine
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その437
James Brown – Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine

これ以上に野蛮で下品な歌も滅多に無いだろう。子供たちにはとても聴かせられない。
こんな歌を堂々と歌えるのもこの”ファンキー・プレジデント”、ジェイムズ・ブラウン閣下ぐらいのものだ。

1965年の「ナイト・トレイン」や「パパのニュー・バッグ」あたりから彼が創りあげてきた《ファンク》という音楽がとうとう完成した頃だ。
まさに音楽のボディビル、肉体の、肉体による、肉体のための究極のダンスミュージックだ。

動画のJBは見た目こそまるで地下格闘技の凶暴なレスラーみたいだけど、キレのいいノリがまた下品極まりなくてスゴい。
リアル・セックス・マシーンが剥き出しのセックスを歌うのだから、お嬢さんや子供たちは一刻も早く逃げ出したほうがいいけど、根がクソ下品なわたしなどはニヤニヤしながら拍手を送ってしまう。

その後のディスコブームにもつながっていくわけで、この曲もまた70年代の幕開けにふさわしい、新時代を拓いた曲だったのろう。

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コメント

  1. ごろー より:

    deathね
    マーヴィン・ゲイの82年のヒット曲「セクシャル・ヒーリング」みたいに、モロに行為のBGM用、みたいな曲も多いですしね。

    >Musician is never die!
    つい100年ぐらい前までは、音楽ってコンサート会場に行く以外に聴く方法が無くて、ミュージシャンが死んだら二度と聴くことも出来なかったのに、今は文明の利器のおかげで永久に、いつでもどこでも好きなだけ聴くことができますからね。
    この時代に生まれてよかったと心から思います。

  2. r-blues より:

    Sex song
    ソウルミュージックには、SEX(性行為)をテーマや例えにした歌が
    多いですが、私は昔、sex song=soul music(that’s 大好きな)だと思ってました(-_-)/~~~。
    それは勘違いdeathが、RC「雨上がりの~」を”soul music”だと言い張ってた頃の気持ち…まだ残ってmath?(^o^)/

    あ、そう、JB..(^o^)、
    死んでも悲しくなかった。昔から今日まで、毎日でも飽きずに楽しませてくれる…俳優さんや、スポーツ選手にはできません。Musician is never die!