【きょうの余談】宮迫博之のYouTubeを見る

鼻水が止まらん。

頭が重い。

昨夜、久しぶりに外で飲んで、調子に乗って飲みすぎた。そのうえ、風邪でも引いたのかもしれない。

どうやって帰ってきたのか、断片的な記憶しかない。
寒空の下でタクシーを少しだけ待っていたのは憶えている。寒さで一瞬だけ酔いが醒めたんだろうな。でもその後は憶えてない。友人からの戴き物もタクシーの中に置き忘れてきたらしい(問い合わせをして無事発見されたけど)。
わたしは友人や店の大将と、何時間も何を話したのだっけ。自分でも驚くほど、ひとつも思い出せない。怖いな、これは。

なにもやる気が起こらないので、今日書く予定だったバディ・ホリーのベストテンの記事もあきらめて、昼過ぎまで布団に潜り込んだまま、ダラダラとスマホでYouTubeを見て過ごす。

最近YouTubeデビューを果たした雨上がり決死隊の宮迫博之が上げた動画を見ていた。

ヒカルやレペゼン地球と言った人気YouTuberや、メンタリストDaigoやホリエモンとの対談やら、「やってみた」系のものやら。
彼の本音が聞けたり、久々に彼らしい鋭いツッコミや話術を見て、面白くて、12本すべて見てしまった。

彼のYouTubeデビューには批判も多いらしい。

彼は、何も知らずに行った直営業先に犯罪者がいたというだけで、彼が犯罪を犯したわけでもないのに、事務所を契約解除され、仕事をすべて奪われた。

理不尽過ぎるとわたしは思うけれども、そしてさらに今また、彼が自身と家族を養うために働きはじめたことを批判される。

「問題を起こしたやつがメディアに出たり金を稼いだりするな」的な、復帰そのものを批判する連中は、この世界に誇る愛に溢れた国にも残念ながら一定数いる社会のダニみたいなものだ。TV局もスポンサー企業も、ダニの顔色なんて窺って、バカみたいだなと思う。

一方、彼が復帰するためにTVじゃなくてYouTubeを選んだこと批判している芸人仲間がいる。TVに出ているタレントやお笑い芸人たちは、YouTubeというメディアを敵と見做しているらしい。いつの時代の人なのだろうか。

吉本にクビにされた彼は、吉本の芸人とは共演できない。相方と同じ舞台に立つことすらできないのだ。テレビにももちろん出れない。どうしろと言うのだろう。

国民の三大義務には「勤労の義務」「納税の義務」もあるというのに。
あの会見の後、宮迫は家から一歩も出ることができず、サッカー・ゲームのウイニング・イレヴンをしていたと言う。そんなことをしているぐらいなら、働いて、たくさん稼いで、たくさん納税したほうがよほど日本のためになる。

テレビなんてそのうち年寄りしか見なくなるだろう。
すでに民放も、品行方正で清廉潔白な人しか出れない、本音を隠し、健全な建前だけを聞かされる、公共放送みたいなものになりつつある。そんなものが面白いわけがない。

今や広告代はTVよりYouTubeのほうが高いという。それだけ効果が高いということなのだろう。金はどんどんテレビ業界ではなく、ネット業界へと流れていく。

個性的で面白い人間や、人を笑わせる才能のある若者は、テレビよりYouTubeで活動するほうを選ぶようになるだろう。そっちのほうが自由だし、クリエイティヴだし、稼げるからだ。

芸人がTVや舞台に出ながらYouTubeもやっている例はいくらでもあるが、人気も実力もある芸人がYouTubeのみでガッツリ活動していくのは初めてのことだ。このあたりで、さらに潮目も変わるかもしれない。新しいタイプのコンテンツもこれからどんどん作られていくだろう。

49歳で、ある日突然無職になった宮迫博之の再スタートを、わたしは心から応援している。

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