R.E.M./ドライヴ(1992)

AUTOMATIC FOR THE PEOPLE [LP] (25TH ANNIVERSARY, 180 GRAM) [12 inch Analog]

【90年代ロックの快楽】
R.E.M. – Drive

R.E.M.の最高傑作『オートマチック・フォー・ザ・ピープル(Automatic for the People)』のオープニングを飾る曲。全米28位。

1992年という、オルタナティヴ・ロック・ブームの真っただ中で、その主役の1組でもあったR.E.M.が、ポップな前作で評価もセールスも大成功を遂げた後に、今度は浮かれたシーンから一歩引くように、アコースティック・サウンドを中心にした陰鬱で内省的なアルバムを発表したのは衝撃的であった。

この曲も、アルバムのオープニング曲でありながら、最初のシングル・カットでありながら、とにかく暗い。
絶好調のときのブルース・スプリングスティーンぐらい暗い。

ロック・ファンの若者たちに向けたメッセージのような内容だが、ドライヴのBGMにこの曲を選ぶようになれば一人前と言えるかもしれない。

歌詞の内容については、以下を参照することをお薦めする。
「TAP the POP ドライヴ~R.E.M.が切りひらいた新たなロックンロール」

わたしは歌詞の意味はよくわからないけれども、もうこのおそろしくダークでシリアスな響きを夜のドライヴのお供にするだけで充分だ。寝る前に聴くのもいい。

ちなみに、このアルバムにおけるストリングスのアレンジは、元レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが担当している。

この曲もそうだけれども、決して派手過ぎず、抑制の効いた印象的なストリングスが、このアルバムの奇跡のようなクオリティに大きく貢献している。

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