ボ・ディドリー/ボ・ディドリー(1955)

The Singles Collection [Import]

【50年代ロックの快楽】
Bo Diddley – Bo Diddley

ボ・ディドリーのデビュー・シングルは、自分の名前を冠したものだった。

歌詞は、「ボ・ディドリーは赤ちゃんにダイヤモンドの指輪を買った」とか、「ボ・ディドリーが乳母ヤギを買った」とか「モジョがおれの家に来て、赤ちゃんを連れ去っていく」とか、ちょっとなに言ってるかわからない、という感じだ。

R&Bチャートでいきなり1位を獲得するという鮮烈なデビューだった。このジャングル・ビートがよほど衝撃的だったのだろう。

シンプルでストレートなチャック・ベリーのロックンロールだけでなく、攻撃的でギザギザで野蛮なジャングル・ビートをボ・ディドリーが発明したのもロックにとって幸福だった。おかげでさらにロックンロールの世界が深みを増した。

ボ・ディドリーのデビュー当時の正式なバンド・メンバーは、ヴォーカル&ギターのボ・ディドリーと、マラカス担当、そしてスネア担当の3人のみだった。映像で見ると、マラカス担当がカッコいい。マラカスだけを担当する正式メンバーって、他にはハッピー・マンデーズのベズぐらいしか知らないな。

このPVにはサイドギターも参加していて、揃いのスーツのせいでまるで黒いザ・クリケッツのようだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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