デイヴ・エドモンズ／アイ・ヒア・ユー・ノッキン（1970）

英ウェールズ出身で、60年代後半にいくつかのバンド渡り歩いたデイヴ・エドモンズが、ソロ・アーティストとして初めて発表したシングル。いきなり全英1位、全米4位の大ヒットとなったブレイク作だ。

原曲は初期のファッツ・ドミノのほとんどのヒット曲を手掛けたソングライター、デイヴ・バーソロミューの作で、R&B歌手のスマイリー・ルイスが歌って米R&Bチャート2位となったヒット曲だ。

原曲はファッツ・ドミノでお馴染みのスタイルの3連のピアノ・ブルースだけど、デイヴ・エドモンズのバージョンは、アコギを使ったロカビリー・スタイルに歪んだエフェクトを加え、ルーツ・ミュージック風にも聴こえるような、ちょっとした味変レコードになっている。ヴォーカルは電話回線を通して録音されたそうだ。

当時、このエドモンズ・バージョンをジョン・レノンがインタビューで絶賛したことも話題になった。

↓ スマイリー・ルイスのオリジナル。