【カバーの快楽】
The Jam – Heat Wave
The Jam – Heat Wave
熱波は今日も続く。
それにしても夏らしい良い曲だ。もしかすると夏の歌でいちばん好きかもしれないな。
1963年にモータウンのガールズ・トリオ、マーサ&ザ・ヴァンデラスが放った全米4位の大ヒット曲。作詞・作曲はあの伝説のソングライター・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドだ。後にシュープリームスの大ヒット曲の数々を書いたのも彼らだ。
きょう紹介するのはザ・ジャムのカバー・バージョン。1979年にリリースした4枚目のアルバム『セッティング・サンズ(Setting Sons)』に収録されている。わたしはジャムの中ではこのアルバムがいちばん好きだ。
ザ・ジャムは「ネオ・モッズ」なんて言われた、ザ・フーの影響が色濃いバンドだ。この曲をカバーしたのも、ザ・フーがカバーしていたからだろう、たぶん。
ただしザ・フーとはひと味違うアプローチの、ジャムらしいソリッドでスピード感のあるこれまたカッコいいカバーだ。
↓ マーサ&ザ・ヴァンデラスのオリジナル。
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