ミート・パペッツ/ウィ・ドント・イグジスト(1994)

Too High To Die

【90年代ロックの快楽】
Meat Puppets – We Don’t Exist

前年にニルヴァーナと『MTVアンプラグド』で共演して一躍注目を浴びたミート・パペッツは、その追い風の勢いのままに、1994年4月に発売された8thアルバム『トゥー・ハイ・トゥー・ダイ(Too High to Die)』は50万枚のセールスを記録し、ミート・パペッツ史上最も売れたアルバムとなった。

たぶんそのセールスにはニルヴァーナの推しという強力な援軍もあっただろうが、バットホール・サーファーズのポール・リアリーのプロデュースによって当時流行のグランジ・サウンドに思いっきり寄せた、ノイジーで重厚ながらキレのいいサウンドも功を奏した。
ニルヴァーナが好きだからミート・パペッツも聴いてみたい、という人にはこのアルバムから入るとすんなり違和感なく入っていけると思う。

この曲はそのアルバムからの最初のシングル・カットとなった曲だ。
やっぱりギターがカッコいい、パワフルでスピード感のあるグランジ・ナンバーだ。

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