≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その89
Red Hot Chili Peppers – Give it Away
ファンクとヒップホップとハードロックが完璧に融合されて、「レッチリ」というジャンルとしか言いようのない唯一無二感がすごい、彼らの代表曲。
1991年発表の名盤『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』からシングル・カットされた大ヒット曲だ。
それまで彼らはEMIから4枚のアルバムを出していたが、ふざけているのか真剣なのかよくわからないようなキワもの感が強いマイナーなバンドだった。
ワーナーに移籍しての第1弾がこのシングルで、これで彼らは大ブレイクして超人気アーティストとなった。
このアルバムのプロデューサーがリック・ルービン。
90年代にヒップホップを世界的に広める役割を果たしたデフ・ジャム・レコードの創始者であり、後にはアメリカン・レコーディングスというレーベルを立ち上げてあの素晴らしいジョニー・キャッシュのシリーズをプロデュースした鬼才である。
やっぱりプロデューサーは大事だな。