No.165 ニック・ロウ/恋するふたり (1979)

Labour of Lust
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その165
Nick Lowe – Cruel to Be Kind

英国パブロック3連発の最後はニック・ロウだ。
60年代後半にキッピングトン・ロッジというバンドでデビューし、そのバンドがブリンズレー・シュウォーツと名前を変えて1970年に1stアルバムを発表する。
ザ・バンドに影響を受けたバンドで、わたしはこのバンドもとても好きだ。もう20年以上聴き続けているけど、なぜか飽きない。

ブリンズレー・シュウォーツは3枚のアルバムを残して75年に解散し、その後のニック・ロウはプロデューサーとして、ダムドのファーストやコステロやプリテンダーズのアルバムをプロデュースしたり、デイヴ・エドモンズとロックパイルというバンドを組んだり、そしてもちろんソロでもシングルやアルバムを出したりと、なかなかに忙しい音楽人生だ。

わたしは91年頃にニック・ロウの弾き語りライヴをクラブ・クアトロで観た。
弾き語りでもよくわかる曲の良さと、とても良い声、観客の和気あいあいとしたアットホームな雰囲気が忘れられない。

この曲は1979年にシングルとして発売されて全英12位、全米でも12位まで上がった、まあ彼の唯一のヒット曲だ。
彼のポップな一面をフルに作品化したような、最高のポップソングである。

それにしても「プリティ・ウーマン」もそうだけど、サビでマイナーになるポップソングってなぜか惹かれるんだよねえ。
メジャーに戻るところがまたいいんだ。
この曲なんかは「ベ~~イベ~」なんて、実に颯爽とした戻りかただ。

ほかにどんな曲があったかなあ。
あったら教えてください。

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コメント

  1. Mick より:

    Teacher,teacher.ですかね。
    Indoor Fireworksもすごくいいです。

    • ゴロー より:

      コメントありがとうございます!

      「Teacher,teacher」はわたしも好きです。ロックパイルですね。

      「Indoor Fireworks」は今回初めて聴いてみました。

      イイですね!

      ニック・ロウのベストテンもやってみたくなりました。