No.211 ライトニン・ホプキンス/モジョ・ハンド (1960)

Mojo Hand [Collectables]
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その211
Lightnin’ Hopkins – Mojo Hand

マディ・ウォーターズの「ガット・マイ・モジョ・ワーキング」もそうだけど、ブルースによく出てくるこの「モジョ・ハンド」または「モジョ」と呼ばれるのは、ブードゥー教の呪術師がつくって売るお守り袋のことだ。
女にモテるモジョとか、歌が上手くなるモジョとか、いろいろなものが売られていたらしい。

ルイジアナに行って、モジョ・ハンドを手に入れるんだ
おれの女が浮気しないように

男が出来た女はすぐにわかる
まっすぐおれを見ようとしないし、急にキレやがる
明日ルイジアナに行ってモジョ・ハンドを手に入れ
すぐに帰ってくるつもりだ
(written by Lightnin’ Hopkins, Sam Hopkins)

このライトニン師匠の曲の、その意味するところはこのジャケからも推察できるように、要するに絶倫になって女をヒイヒイ言わせたるぞ!ってことなのだろう。

ただし、マディ・ウォーターズも「いい加減な呪術師が金儲けのために売りつけてるんだ」と言っているように、それを心底信じてるわけでもなく、面白半分に歌われているようだ。

この歌の動画を探してみると、後年はエレキギターで演奏しているものが多いのだけど、わたしはこのオリジナルのアコギバージョンが好きだ。
このパワーはもしかしてモジョの効果なのだろうかと思うほどカッコいい。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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