No.367 エコー&ザ・バニーメン/ザ・カッター (1983)

ポーキュパイン(やまあらし)(紙ジャケット&SHM-CD)
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その367
Echo & the bunnymen – The Cutter

まあ1曲ぐらいはエコバニも入れさせてもらおう。

そんな言い方をすると熱狂的なファンの方は怒るかもしれないが、親しい仲だから言うのである。
親しいといっても会ったことはないが、昔よく聴いた。

この曲はシングルで発売されて全英8位まで上がるヒットとなった、彼らの代表曲だ。
この曲を冒頭に配した3rdアルバム『ポーキュパイン(やまあらし)』は彼らがイギリス以外でも広く聴かれるようになる、出世作となった。

初期の暗黒で耽美的な世界観は無くなり、よーし現実に戻って前向きに仕事して食ってくぞ、という意気込みが伝わってくるような、明るく爽快な楽曲である。

独特の80年代サウンドだけど、あらためて今聴くと新鮮に聴こえなくもない。

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コメント

  1. ごろー より:

    U2と比べられてたのかあ
    U2と比べられてたとは知りませんでした。
    U2はまったくその通りですね。
    きっと彼らは勤勉で賢くてイノベーションを怠らない仕事のできるやつらで、チームワークも抜群な、昭和の優良企業みたいなものかもですね。

    イアン・マッカロクはわたしはよく知らないのだけど相当人気あったみたいで、同世代の女の子たちはウサギちゃんとロバちゃん(ロバスミ)なんて呼んでましたね。愛されてました。

  2. フー太郎 より:

    今昔物語
    昔はエコバニの前座がU2でストーンズ&ビートルズ、oasis&blurみたいに何かと比べられてたみたいですね。エコバニ自身やポールウェラーがU2はエコバニの劣化パクリとか言っていましたが、U2は昔からバンドメンバーの志や勤勉さが老成というか最初から今に至る迄ある種の不変の愚直さとイノセンスを持ち続けるのに対し、エコバニはU2程売れたい気持ちや音楽を通してどうしても伝えたいメッセージ・向上心が希薄だった気がします。ただイアンマッカロクの瞬間最大風速の全盛期の輝きはボノでは話にならないんでしょうか。本物の呪術師がいるかの如く凄まじいオーラを放っていました。80年代だとイアンに匹敵する魅力を放っていたのは個人で限定するなら、もう一人のイアンことストーンローゼズのイアンブラウン・キュアーのロバートスミス・ザ・スミスのモリッシーがそれに当たると考えています。