No.370 ハイウェイメン/ハイウェイマン (1985)

Highwaymen
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その370
Highwaymen – Highwayman

カントリーミュージックの中心地ナッシュヴィルの保守的な音楽産業と折り合いがつかずに距離を置いていたウィリー・ネルソンとウェイロン・ジェニングスは、80年代に不遇の時代を送っていたカントリー界のゴッドファーザー、ジョニー・キャッシュに手を差し伸べ、そしてカントリーとロックと俳優の間でうつつを抜かしていたクリス・クリストファーソンも加えた4人の極悪アウトローたちによって結成されたのがこのハイウェイメンというスーパー・グループだ。

この曲はそのハイウェイメンのテーマ曲とも言える「ハイウェイマン」という曲だ。
ハイウェイマンとはその昔のまだ鉄道が無かった時代、馬に乗って街道に出没し、金持ちから金品を巻き上げた盗賊のことだそうだ。
この曲と、それを収録した1stアルバムはどちらもカントリーチャート1位の大ヒットとなった。
ついに悪が正義に勝った瞬間であった。

この曲は4人が1コーラスずつ順番に歌っていく。
最後にジョニー・キャッシュが歌うところはファンにはグっとくる歌詞だ。

この世にお別れしたら、安らかに眠る場所を探そう
もしかしたらまたハイウェイマンに生まれ変わるかも
でなければただ雨粒となって降り注ぐか
いずれにしろおれは生き続ける
この世にきっと帰ってくるよ
(written by Jimmy Webb)

彼が生まれ変わったらきっとまた、人生の大きな辛苦と小さな幸福についての歌を歌ってくれるのだろう。

彼がどんな名前に生まれ変わるのかわからないけど、その彼を見つけるためにも新しい音楽を聴き続けないとなあ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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