エディ・コクラン/サムシング・エルス(1959)

エディ・コクラン・ベスト

【50年代ロックの快楽】
Eddie Cochran – Somethin’ Else

エディ・コクランの彼女のシャロン・シーリーと、エディの兄、ボブ・コクランが書いた曲だそうだ。

エディ・コクランは今でこそバディ・ホリーなどと並んでロック・オリジネイターのひとりとしよく知られているけど、実は当時はそれほど売れてはいなかったようだ。
トップ10入りしたのは「サマータイム・ブルース」だけで、「カモン・エヴリバディ」は35位、この「サムシング・エルス」は58位と、だれもが知っている、というほど売れていたわけではない。こんなにカッコいいのにな。

でも、わたしがパンクを知って、遡ってルーツ・ロックを聴き始めたときに、50年代のアーティストではコクランはあまり古さを感じさせず、とても聴きやすく感じた。もしかすると彼は、あの時代にはまだ早すぎたのかもしれない。

そして彼は21歳のとき、1960年の4月17日、英国ツアーでロンドン滞在中に、交通事故でこの世を去った。しかしそのニュースも、アメリカでは地方紙が少しだけ報じた程度だったそうだ。

なんだかいろいろ腑に落ちないことだらけなので、わたしは、彼が死んだというのは実はウソではないかと疑っている。彼はもしかすると、未来の世界からタイム・スリップして来て、50年代の若者たちにロックンロールを伝えたのではないか。
わたしが調べたところによると、本当の彼は、この世を去ったとされるちょうど1年前の1959年の4月10に、ニューヨークで生まれている。
このとき、未来から来た彼と誕生したばかりの彼が、同時に存在してしまったことで、タイム・パラドックス的なアレで、未来から来た彼はどうしても元の時代に戻らなければいけなくなった。そしておそらくデロリアン的なアレで未来へ戻ったのを目撃され、交通事故として報じられたのではないか。

元の時代へ戻った彼は、ブライアン・セッツァーという偽名を使い、還暦を迎えた今もなお現役で活動中である。