【パブ・ロックの快楽】
Graham Parker & The Rumour – Hey Lord Don’t Ask Me Questions
ロンドン出身のグレアム・パーカーは、元々売れないシンガー・ソングライターだったが、ブリンズリー・シュウォーツのメンバーらとの交流をきっかけに1975年、25歳のときにグレアム・パーカー&ザ・ルーモアを結成し、パブ・ロックシーンで活動を始めた。
この曲はニック・ロウがプロデュースした1stアルバム『ハウリン・ウインド』の収録曲である。
Google翻訳によれば「ちょっと主、質問しないでください」と歌うこの曲は、イギリスでトップ40ヒットとなり、初期の代表曲となった。
“やさぐれR&B”とでもいった趣の、巧さと刺々しさが共存している音楽性は、パブ・ロックからパンクへと移行する、時代の変化を象徴しているようだ。
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