【90年代ロックの快楽】
Teenage Fanclub – Star Sign
Teenage Fanclub – Star Sign
ティーンエイジ・ファンクラブはスコットランド出身のバンドだ。
彼らのソングライティングの素晴らしさや、そのオリジナリティからしたら、もっと売れて、もっと有名であっても良いと思うのだけど、なぜかそうはならない。全然、ならない。
カート・コバーンとリアム・ギャラガーも、ティーンエイジ・ファンクラブが大好きだった。わたしも大好きだった。この3人に認められればもうお墨付きのはずだ。
なんというか、前に出たがらないタイプというか、営業下手な職人気質というか。
しかしそういうところがロックスターらしくなくて、ファンの支持を得ているとも言える。
この曲は彼らがメジャー・デビューして最初のシングル。全英44位(低っ。もっと売れたと思っていた)。
わたしはこれで彼らを知った。わたしはこの曲をどれだけ聴いたことか。
わたしは彼らから「力を抜いて楽しく頑張る」という生き方を学んだ気がする。
これを聴くといつでも、「よし! ほどほどに頑張ろう!」という、そこそこに熱い気持ちになれるのだ。