No.367 エコー&ザ・バニーメン/ザ・カッター (1983)


≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その367
Echo & the bunnymen – The Cutter

まあ1曲ぐらいはエコバニも入れさせてもらおう。

そんな言い方をすると熱狂的なファンの方は怒るかもしれないが、親しい仲だから言うのである。
親しいといっても会ったことはないが、昔よく聴いた。

この曲はシングルで発売されて全英8位まで上がるヒットとなった、彼らの代表曲だ。
この曲を冒頭に配した3rdアルバム『ポーキュパイン(やまあらし)』は彼らがイギリス以外でも広く聴かれるようになる、出世作となった。

初期の暗黒で耽美的な世界観は無くなり、よーし現実に戻って前向きに仕事して食ってくぞ、という意気込みが伝わってくるような、明るく爽快な楽曲である。

独特の80年代サウンドだけど、あらためて今聴くと新鮮に聴こえなくもない。