≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その382
VINCE GILL – I Still Believe In You
アラン・ジャクソンよりひとつ年上のヴィンス・ギルはオクラホマに生まれた。10歳のときに親からギブソンES335を贈られ、それに夢中になったという。
生まれたときからアメリカ音楽の歴史に貢献するよう、運命づけられていたようなものだ。
高校生の頃からカントリーロック・バンドに参加してローカルヒットを生み、週500ドルも稼ぐ少年だったらしい。
その後79年にロックバンドでデビューするが、1983年にはソロ活動を開始する。
その後アルバムの総売り上げは2,200万枚を超え、グラミー賞は男性カントリー歌手として史上最高の20回もの受賞をしている。
ブレーヤーとしてもソングライターとしてもフロントマンとしても経験を積んだマルチプレーヤーのような彼の才能は驚くべきものだ。
この曲はカントリーミュージックの枠を超えた美しいバラードだ。
この声と歌唱力には思わずうっとりしてしまう。