No.448 スティーリー・ダン/ドゥ・イット・アゲイン (1973)


≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その448
Steely Dan – Do It Again

スティーリー・ダンは1972年にデビューした、ウォルター・ベッカー(リード・ヴォーカルのほう)とドナルド・フェイゲンのデュオユニットだ。ニューヨークの出身。
1980年に一度解散したが、93年に再結成して、現在も活動を続けている。

もしかするとスティーリー・ダンよりも、ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』という大ヒットアルバムのほうが有名なのかもしれない。
録音が良いらしく、昔のオーディオ雑誌なんかで、オーディオの視聴の際によく使われていたレコードだった。

わたしはもう30年ぐらい前にこの「ドゥ・イット・アゲイン」を知ったけれど、その頃はべつに好きにならなかった。パンクでぴょんぴょん飛び跳ねてた頃だったのでね。

でも人というのは本人も知らないうちに変わるもので、久しぶりに聴いてみたら、あらまあずいぶんと洒落てていいじゃないのさ、なんて思ったりする。

この曲はスティーリー・ダンの代表曲で、全米6位の大ヒットとなった。

まあこれも50歳以上の人しかわからないかもしれないけど、これを聴くとわたしは甲斐バンドの「テレフォン・ノイローゼ」(’76)を思い出したりする。

元ネタかな。
気のせいかな。