≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その330
The Doors – Roadhouse Blues
1970年発売のドアーズの5枚目のアルバム『モリソン・ホテル』の1曲目に収められた、テンションの上がるブルース・ロックだ。
前年のシングル、「ハロー、アイ・ラプ・ユー」そして「タッチ・ミー」あたりでややポップ路線に横滑りして脱輪しそうになった感があるけど、この曲でまた野蛮なエネルギーに満ち溢れたドアーズが還ってきたようだ。
『モリソン・ホテル』が彼らの傑作として評価されているのも、冒頭のこの曲の印象が強いせいもあるのではないか。
ドアーズというとキーボードの印象が強いが、この曲ではハードなギターが前面に出ていて、これがまたカッコいい。
そしてもちろんジム・モリソンのワイルドなヴォーカルも絶好調だ。