No.435 エルヴィス・プレスリー/サスピシャス・マインド (1969)


≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その435
Elvis Presley – Suspicious Minds

Suspicious Mindsとは、疑い深い心、疑心暗鬼、不信感、みたいな意味だそうだ。

この曲はシンガー・ソングライターのマーク・ジェイムスという人が書いて68年にシングルとしてリリースした曲で、翌年にエルヴィスがカバーして大ヒットした。
エルヴィスとしては7年ぶりの全米1位、そして最後の1位となった。

これを書きながら75年のアルバム『エルヴィス・トゥデイ』を聴いているが、わたしはやっぱりこの人の、色気の塊みたいな声が無性に好きで、なにを歌っても名曲に聴こえてしまうし、どんなアルバムでも名盤に聴こえてしまうほどだ。

もしかするとロック界で一番好きな声なのかも知れないなと思う。わたしがもしオカマなら、声だけで抱かれたいと思ってしまうだろう。
いや違うか、もしオカマならじゃなくて、もし女なら、だな。

動画はラスベガスのショーより。
汗だくでフラフラしながらもサビを延々と繰り返し、全力でステージアクションをこなす姿が神々しい。