No.402 ジミー・ロジャーズ/ウォーキング・バイ・マイセルフ (1956)


≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その402
Jimmy Rogers – Walking by Myself

またまたシカゴ・ブルース。

そのマディ・ウォーターズ・バンドのセカンドギターだったのがこのジミー・ロジャーズだ。

わたしはこの彼の妙に耳になじむ声とやわらかい歌い方が大好きだ。
この曲を収録した1stアルバム『シカゴ・バウンド』は名盤である。ずっと聴いていられる。

バックバンドはマディ・ウォーターズ・バンドそのままで、やんちゃなハーモニカを吹きまくっているのはもちろんリトル・ウォルター。

すごく良い曲なので、きっとこれもチェス・レコードの天才職人ソングライター、ウィリー・ディクソンの作なのかと思ったらなんとジミー・ロジャーズの自作であった。
おみそれいたしましたというほかない。