カーヴ/既成事実(1992)

ドッペルゲンガー:25周年エディション

【女子ロックの快楽】#9
Curve – Fait Accompli

90年代初頭のイギリスには、ハウス系のロックと、シューゲイザー的な轟音ギター・ロックが大流行だったが、このカーヴは、それを両方合わせたようないいとこ取りだった。

また、当時は女子ヴォーカルも流行っていたので、その波にも乗り、1stアルバム『二重人格』は全英11位、このシングルも全英22位まで上がった。

そう思うと、こういうのもなんだか「産業ロック」のひとつに思えてくるな。

いや、でもわたしは決して「産業ロック」をネガティヴな意味で使っていませんから。

ひとりよがりの自己満足ロックではなく、ビジネスとしてちゃんと成立する、社会的意義のあるロックを生産するのもまた、才能である。


カーヴはヴォーカルのトニ・ハリディと、それ以外のすべてを担当するディーン・ガルシアの2人のコンビである。コンビとは言わないか。デュオか。
ディーン・ガルシアは元ユーリズミックスのベーシストで、トニ・ハリディもすでに何度目かのデビューだった。


わたしはこの当時、名古屋のクラブクアトロで彼らのライヴを観た。

トニさんは、PVで見ると怖そうだけど、ライヴでは意外とにこやかに歌っていて、思ったよりもデカかった。

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