ヒストリー・オブ・ロック 1991【英米同時多発ロック革命】Greatest 20 Songs
1991 この年、バブル経済がはじけた。日本はここからずっと右肩下がりの不景気に突入した。今もまだ。 ソビエト連邦は崩壊・消滅し冷戦の時代は終わったが、替わりにイラクで湾岸戦争が勃...
メジャーからマイナーまで、ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。
1991 この年、バブル経済がはじけた。日本はここからずっと右肩下がりの不景気に突入した。今もまだ。 ソビエト連邦は崩壊・消滅し冷戦の時代は終わったが、替わりにイラクで湾岸戦争が勃...
1990 80年代に”インディー・ロック”または”オルタナティヴ・ロック”と呼ばれていた、ロックの中でもアンダーグラウンドな連中は、90年代に突入すると次々と地下から地上に顔を出し、続々...
1989 この年、日本では昭和から平成へと時代が変わり、ベルリンの壁がついに壊され、米ソ首脳のツーショットという想像だにしなかった会談が実現し、長かった冷戦時代の終わりと核戦争の恐怖から...
1988 巷では『ドラゴン・クエストⅢ』と村上春樹『ノルウェイの森』がどちらも記録的なヒットとなったこの年、ロック界で話題となったのは、覆面バンドとして登場したトラヴェリング・ウィルベリ...
1987 この年、世の中はバブル好景気に突入し、景気よくマイケル・ジャクソンやマドンナが来日公演を果たし、ロックシーンでは久々の大型新人、ガンズ・アンド・ローゼズの爆発的なセールスが話題...
1986 ハレー彗星が76年振りに大接近したこの年、米国ではスペースシャトル・チャレンジャー号が打ち上げ時に爆発するという悲劇が起き、ソビエト連邦ではチェルノブイリ原発が史上最悪の原発事...
1985 英国のチャリティー・プロジェクト〈バンド・エイド〉が前年暮れにリリースして記録的なヒットとなった「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」に触発されて、米国でもハリー・ベラフォ...
1984 この年米国では、ロサンゼルスオリンピックが開催されてカール・ルイスがトラックを疾走し、アップル社がマッキントッシュを発表し、グラミー賞ではマイケル・ジャクソンが8冠を独り占めし...
1970年代前半に米ニューヨークで生まれたディスコ・ミュージックは、折からの流行に加え、1977年12月公開の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の大ヒットによって世界的ブームとなった。 ...
1983 東京ディズニーランドが開園し、NHKのドラマ『おしん』が大ブームになったこの年、アメリカでもイギリスでもなく、アイルランドのダブリンという辺境から、本格派のスーパー・ルーキーが...
1982 1981年8月に開局したアメリカのケーブルチャンネル《MTV》は、80年代のロック&ポップス・シーンを根底から変えてしまった。 それまでライヴというイベントを除い...
1981 米国のスペースシャトルが初めて宇宙を飛び、英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃が結婚し、日本ではクリスタル族やなめネコが流行した、なんとなく人類が浮かれ気分だったこの年、わたしは...
1980 セックス・ピストルズを脱退し、P.I.L.を結成したジョン・ライドンの「ロックンロールは死んだ」という宣告の通り、パンク・ムーヴメントと、栄華を誇った70年代ロックの時代は完全...
1970年代の半ば、ニューヨークを発火点とするパンク・ロックは、ラモーンズのイギリス・ツアーによってロンドンに飛び火すると、一気に燃え広がった。 アートの要素が強かったニューヨーク・パン...
60年代後半から、アメリカのロックは西海岸を中心に、ヒッピー文化の盛り上がりと共に、サイケデリック・ロックやフォーク・ロック、サザン・ロック、スワンプ・ロック、カントリー・ロック、AO...
1979 マーガレット・サッチャーが女性初の英国首相に就任し、日本ではインベーターゲームが大流行したこの年、13歳のわたしが喉から手が出るほど欲しかったのは、ソニーから発売されたウォーク...
1978 この年の1月、セックス・ピストルズのアメリカツアー中、トラブル続出で嫌気がさしたジョニー・ロットンがバンドの脱退を宣言し、事実上の解散となった。 主人公を失ったパンク・ム...
1977 前年にニューヨークで点火されたパンクの松明は、ラモーンズのイギリス・ツアーによってロンドンに飛び火し、この年、一気にニューヨークとロンドンで燃え上がった。1977年はロック史に...
1976 イーグルスが「ホテル・カリフォルニア」で歌った、"spirit"を「酒」と「精神」の両方にかけて「1969年からこっち、ここにはそんなものあーりゃしません」と歌ったのは、まさに...
1975 1975年は、明らかにロック・シーンの潮目が変わった年だ。 当時、ローリング・ストーン誌のライターだったジョン・ランドゥがこの年に書いた一文はあまりにも有名だ。「僕はロッ...