ザ・スープ・ドラゴンズ「ディヴァイン・シング」(1991)

Hotwired

【90年代ロックの快楽】
Soup Dragons – Divine Thing

そのマニックスの苦悩や感傷とは無縁のような、バブリーな時代を謳歌していたかのよう(想像)に見えたスープ・ドラゴンズはスコットランド出身のバンドだ。

それにしてもわたしのチョイスはスコットランドとかアイルランドとかがなんだか多いな。
たしかに上の地味な写真など、同郷のティーンエイジ・ファンクラブと区別がつかない。

あまり熱心に語られるようなバンドではないのかもしれないけど、わたしは堂々と推そう。こういう曲こそロック秘宝館にふさわしい曲だ。
とくに斬新でもないし、とくに意味も無いけど、そんな軽~いノリがいつ聴いても楽しい。意外とこういうのが古典的なロックンロールの姿なのかもしれない、と思ったりもする。

当時車のラジオでこれが流れて、1分を過ぎる頃にはすっかり気に入って、2分を過ぎる頃には一緒に口ずさんだ。
チャック・ベリーやビーチ・ボーイズの音楽だってみんなそんなふうに好きになったに違いない

60~70年代の英国ロックへの憧憬が感じられる彼らは、プライマル・スクリームのようになりたかったのかもしれないが、彼らほどのぶっ飛んだアイデアや霊感に恵まれなくて、全部持っていかれてしまった。
まあ、そういうものだ

それでもいつ聴いても明るく楽しい、B級ロックの佳曲である。

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