No.117 ザ・ロネッツ/ビー・マイ・ベイビー (1963)

BE MY BABY: THE VERY BEST
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その117
The Ronettes – Be My Baby

ミュージシャンや音楽関係者にも熱烈なファンが多い、60年代アメリカン・ポップスの最高傑作とすらいわれる大ヒット曲。
ニューヨーク出身のザ・ロネッツの代表曲で、全米チャート2位の記録を残している。

曲を書いたのはガールズグループのヒット曲の数々を生み出した名ソングライターコンビ、バリー&グリニッチ。
そしてプロデューサーはかの有名なフィル・スペクターだ。

フィル・スペクターによって創り出された「ウォール・オブ・サウンド」の頂点に立つ作品としても有名だ。
「ウォール・オブ・サウンド」とは、何重にもダビングを重ね、深いエコーに包まれたような、独特のサウンドである。

フィル・スペクターはビートルズの『レット・イト・ビー』を再編集したことで有名だけど、ラモーンズの「ロックンロール・レディオ」なんかも手掛けていて、いかにもスペクターらしい音の壁によってつくられている。

わたしはわりとスカスカでシンプルなサウンドが好きなほうなので「ウォール・オブ・サウンド」自体はそんなに好みではないものの、この曲はとても好きだ。

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