21世紀ロックの快楽

【新シリーズ始動 その4】

「21世紀ロック」なんて言うと、若いアーティストの最新のサウンドを想像するかもしれない。

でも、ロックをやっているのは若者だけではないのである。


大昔はロックをやるのも聴くのも若い世代だったけれども、今は全世代がロックをやっているのだ。

ロックが若者の音楽というイメージは大昔のもので、今はそうではない。

たぶん、われわれおじさんやおばさんたちが今でもそう思っているだけで、若者はまったく思っていないと思う。


若者たちが生み出す最新のロックもリアルタイムの音楽なら、現在も創造を続ける60代や70代のアーティストたちが生み出す楽曲だって、リアルタイムの「21世紀ロック」に違いない。

若いアーティストのやる音楽がピンと来ないと言っても、そりゃ20代の若者がやる音楽に50代のおっさんが共感し難いのはあたりまえだ。

若い頃に聴いていた同世代や先輩世代のアーティストたちが今も新しい楽曲を生み出しているのなら、むしろそれを聴かなくてどうする、と最近特に思うようになった。

斬新な響きで耳を驚かせてくれて、どんな言葉で言い表せばいいかわからないぐらい面白い、そんな音楽を聴かせてくれることを若いアーティストには期待しているけれども、それをベテランアーティストにはまったく期待しないというのもまた違うなとも思う。

もしくは、たとえ新しくはなくても、自分のオリジナルなスタイルで「良い音楽」を創り続けているベテランアーティストはいくらでもいるだろう。

大事なのは、そのスタイルが新しかろうが古かろうが、聴き手にとって「良い音楽」であることだけだ。


若いアーティストには突拍子もないものを、ベテランアーティストには彼らの新たなアイデアによる新たな名曲、もしくは彼らのオリジナルスタイルで生み出すただただ良い音楽を期待したい。

若いアーティストの新たなロックはわたしより詳しい同世代の若者たちが紹介していけばいいので、ここではわたしの同世代や先輩世代のアーティストたちを中心に、21世紀の新たな名曲を紹介していきたいと思います。


画像著作者 panDx1

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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