ザ・カーディガンズ/カーニバル(1995)

カーニヴァル

【女子ロックの快楽】 その4
The Cardigans – Carnival

ザ・カーディガンズは1994年にデビューしたスウェーデンのバンドだ。

ヴォーカルのニーナ・パーションという女性の可愛らしい声が印象的で、本国以上に日本で大ヒットした。
この曲を収録したアルバム『ライフ』も、洋楽としては異例なほどよく売れた。

日本はよくロリコン文化なんて言われたりもするぐらいなので、こういう舌足らずなウィスパー系の可愛い女子ヴォーカルは売れ筋なのかもしれない。

わたしはロリータ趣味はまったく無いが。

女子ならやはり、くっそエロい女のほうがいい。


なので、わたしはこの声が特に好みというわけではないのだけど、アレンジもよく出来た、アンティークな香りのする良い曲だ。

当時わたしはちょうど車を運転して毎日ゴミのようなものを配達する仕事をしていたが、来る日も来る日もZIP-FMが狂ったようにこの曲を流していたものだ。
あんまり良い思い出の無い時期だったからか、ついつい言葉が荒っぽくなってしまう。失礼。


おしゃれで可愛らしいイメージで売れたカーディガンズだが、ギターとベースの2人はもともとヘヴィメタ野郎らしく、現在の『ライフ』のCDには、ボーナス・トラックとして、ブラック・サバスの「血まみれの安息日」が追加されている。

ただしもちろんカーディガンズらしいおしゃれなアレンジで、天使のようなウィスパー・ヴォイスで可愛らしく歌われている。

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