ザ・ローリング・ストーンズ／ドゥー・ドゥー・ドゥー・ドゥー・ドゥー（ハートブレイカー）（1973）

『山羊の頭のスープ』からシングル・カットされて、全米15位のヒット。

イントロのリフからいきなりシビれ、続くキースのドス黒くて兇暴なペダル捌きが最高だ。

久しぶりに聴いたけど、サビの悪魔コーラスといい、途中の急に叙情的なギターソロ、後半を盛り上げるR&Bブラスといい、なんてカッコいい曲なんだろうとあたらためて思った。
派手なファンクの衣裳を纏ってシンプルなロックンロールを演奏するみたいな、ミクスチャー・ロックのようでもある。

歌詞は「ニューヨークの警官が人違いをして、少年の心臓に弾丸をぶちこんだ」とか「10歳の少女が腕に注射針を刺し、汚い路地で死んだ」など、ハードな内容だ。