ザ・ローリング・ストーンズ/ヘイ・ネグリータ(1976)

ブラック・アンド・ブルー

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#83
The Rolling Stones – Hey Negrita

76年のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。

68~73年のジミー・ミラーのプロデュース時代にアメリカ南部のルーツ・ミュージックの最深部まで行ったストーンズが、今度はセルフ・プロデュースでリアルタイムのブラック・ミュージックに挑戦したアルバム。

特にこの「ヘイ・ネグリータ」は、ファンク、レゲエ、ラテンをごた混ぜにしてグツグツと煮込んだような、新しいリズム感とサウンドの、野性の香り漂う傑作だ。

ラテン系のいたいけな少女・ネグリータを騙して食おうとしているかのような、ミック・ジャガーの涎を垂らした野獣のようなパワフルなヴォーカルが恐怖だ。

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