No.380 ペイヴメント/サマー・ベイブ (1992)

Slanted & Enchanted Luxe & Reduxe
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その380
Pavement – summer babe

1992年にデビューしたカリフォルニアの5人組の1stアルバム『スランテッド・アンド・アンチェインテッド』の1曲目を飾る曲だ。

その全体的に完成度の低いヘロヘロな感じが、ハイ・ファイの逆の「ロー・ファイ」と呼ばれ、それが意外と新鮮で人気を博した。
日本語で言うと「ヘタウマ」みたいなものか。
当時流行していたグランジよりさらに一段下をいった塩梅だ。
世の中何が受けるかわからない。

高級料理みたいにしっかり作り込まれた音楽ももちろんいいけど、えっこれで完成なの? と思わせるような、もんじゃ焼きみたいなジャンクフードもまたいいものだ。

さすがに今聴いたらどうかなと思い、今回十数年ぶりに聴いてみたが、恥ずかしながら今聴いても凄く良いと思った。
それにしてもこの曲はもう何百回聴いたかわからないが、ちっとも飽きないから不思議だ。

あっ。

わたしが成長していないということなのか。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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