ボブ・ディラン/いつまでも若く(1974)

プラネット・ウェイヴズ(紙ジャケット仕様)

【70年代ロックの快楽】
Bob Dylan – Forever Young

ディランの14枚目のアルバム『プラネット・ウェイヴズ』収録曲。

この曲は、ディランが息子のジェイコブに向けて書いた曲なのだそうだ。

この歌詞をアーサー・ビナードという人が日本語に訳し、『はじまりの日』というタイトルの絵本になっている。

はじまりの日

きみが手をのばせば しあわせにとどきますように
きみのゆめがいつか ほんとうになりますように
まわりの人びとと たすけあっていけますように
星空へのぼる はしごを見つけますように
毎日がきみの はじまりの日
きょうも あしたも
あたらしいきみの はじまりの日
(作詞:ボブ・ディラン 訳詞:アーサー・ビナード)

とても美しい、ディランの曲の中でも飛び抜けて感動的な歌だ。
わたしはこの歌を聴くと、泣けてくる。

わたしには息子はいないが、娘がいる。
以下はわたしがこの曲を聴きながら脳内変換している訳詞だ。

いつまでも娘が若くありますように。
彼女がいつもなにかに夢中で、なにかに取り組んでいますように。
彼女の夢がいつか、ほんとうになりますように。
生きることに喜びを感じ、幸せをつかみますように。

バックの演奏はザ・バンドだ。

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