ボニー・レイット/シング・コールド・ラヴ(1989)

Nick of Time [12 inch Analog]

【女子ロックの快楽】
Bonnie Raitt – Thing Called Love

女子ロックといってもその個性も音楽性も様々だけれども、ヴォーカルとギターの実力で言えば、ボニー・レイットは女子ロックの最高峰と言える。

1971年、22歳でワーナーからデビューしたものの、そのブルース志向があまりに本格派すぎたせいか、商業的には成功しなかった。

しかし1989年にキャピトルに移籍し、ドン・ウォズのプロデュースになる『ニック・オブ・タイム』で大ブレイク、アルバムは全米1位に輝いた。このとき40歳という遅咲きだった。

この「シング・コールド・ラヴ」はそのアルバムからのシングル・カットだ。

彼女の個性であるブルース色やギター・プレイは殺さずに、アレンジやサウンドを磨いてちゃんと売れるように完成させたドン・ウォズはやはり名プロデューサーなのだろう。

このPVに出てくる、サン・レコードのTシャツを着た男性は見たことあるなと思ってたら、俳優のデニス・クエイドだ。

デニス・クエイドはちょうどこの年、『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』で、主人公のジェリー・リー・ルイス役を演じたんだよねえ。
ジェリー・リーが所属したサン・レコードのTシャツを着ているのは、そこに繋がってるのだろう。

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コメント

  1. アバター ゴロー より:

    ちょうど先週DVDで見た『バック・ビート』の音楽監督もドン・ウォズだったな。名プロデューサーだと思います。
    シャッフルは渋くクールになるか、田舎の祭りみたいに超ダサくなるか、ほんの紙一重のイメージがあります(笑)

  2. アバター r-blues より:

    ドン・ウォズってば、当時はクラプトンとかもやってましたかね?
    彼女のヴォーカルが大好きですが、それ以上にギタープレイが大好きです。
    かのアルバム「Nick of time」は、クールな(当時流行りの)1曲目に続いての、ゴリゴリのシャッフル曲”Thing called love”の流れが、極上美味ですね😋。

    私事ですが、プレイヤーとしては「♪シャッフルのお手本」として、ストーンズの”Midnight Rumbler”と同等の神ナンバーです👍。