ザ・シュガーキューブス「バースデイ」(1987)

Lifes Too Good

【80年代ロックの快楽】
Sugarcubes – Birthday

人口32万人という小さな国アイスランド(※アイルランドに非ず)のバンド、シュガーキューブスは、1987年に衝撃的なデビューをはたした。
これがそのデビュー曲だが、かつて聴いたことのない個性的な女性ヴォーカルに、アイスランド以外の国でも注目を集めた。

シュガーキューブスのヴォーカルはビョークといい、後にソロデビューし、世界的な成功をおさめ、リポーターやパパラッチを殴る暴行事件を3度起こし、中国公演のステージでチベット独立を叫んだツワモノである。

わたしはシュガーキューブスというバンド自体はそれほど好きにならなかったが、この曲を聴いたときはそりゃもう驚いた。
まるで赤ん坊のように歌うなあ、と思った。凄い女性ヴォーカルが現れたものだと思ったものだ。