No.081 シンディ・ローパー/ハイスクールはダンステリア (1983)

She's So Unusual
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その81
Cyndi Lauper – Girls Just Want To Have Fun

80年代以外の何物でもないチープでキラキラポップなサウンドだけど、今聴いてみるとこの時代のシンセの音もこれはこれで良い音だなあと思ったりもする。時代の空気や匂いまで甦ってくるようだ。

奔放で気取らない可愛らしさと、男にも負けていないパワフルで少々エキセントリックな魅力のヴォーカルスタイルが衝撃的だった。
口を四角くして歌うのも衝撃的だった。

自己破産して古着屋で働いていた30歳のシンディが歌ったこのデビュー・シングルは全米2位の大ヒットとなった。まさにアメリカン・ドリームだ。
この素晴らしいポップ・ソングを全力で歌う、ド派手な衣装に身を包んだ30女の、人生を賭けた本気の想いが伝わってくる。

男も女も、みんな大好きだったシンディ・ローパー。
みんな大好き、なんてことは音楽にはありえないことだけど、なんだか彼女ならそれがありえるような気がするのである。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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