≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その249
Roxy Music – Virginia Plain
この曲を初めて聴いたとき、「新しいっ!」と思った。
もちろんリアルタイムではなく、もうパンクもニューウェーブもオルタナも聴いた後で、ちょっと順番を間違ってから聴いたにもかかわらず、それでも「新しいっ!」と思ったのだ。
この曲はロキシー・ミュージックのデビュー・シングルだ。
新しいというか、ちょっと不意打ちを食らったみたいな感じだ。
壊れ具合とポップの甘さ具合がちょうどよくて、電子楽器の絶妙なトッピングもまた面白い。
そこはかとなくチープで妖しげな香りがするのがまたいい。
アートのセンスとユーモアのセンスの両方を兼ね備えたバンドだからこういう面白い曲が書けるのだろう。
とくにこの曲を聴くと、YMOが影響を受けてるのがすごくよくわかる。
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