No.393 レディオヘッド/ゼア・ゼア(ザ・ボウニィ・キング・オブ・ノーホエア) (2003)

Hail to the Thief
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その393
Radiohead – There, There

シンプルなロックンロールでは慊(あきたりな)いという方にはこちらを。

レディオヘッドの6枚目のアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』からのシングルだ。全英チャートで4位まで上昇している。
こんなどこか秘境の民族の、狂気と破壊の獣神に捧げるお経みたいな歌がチャートに上がるなんて凄い時代だった。

PILの『フラワーズ・オブ・ロマンス』あたりを思わせるような独特の、リズムを強調した曲だ。
わたしはふだん決して踊ったりはしないが、こういう曲を聴くとついつい踊りだしたくなってしまう。
変態なのかもしれない。自覚はある。

ほとんど前衛とも言えるけど、決してそれだけじゃない。
ポップな要素もちゃんとあって、ギリギリポップソングとして成立しているのがレディオヘッドの凄いところだとわたしは思っている。

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コメント

  1. アバター ごろー より:

    Unknown
    ちょうど90年代中頃に、わたし個人の生活環境の変化などがあって、ロックから数年離れたのですが、戻ってみたらUKではレディオヘッドがトップに君臨して、驚いた覚えがあります。
    あの「クリープ」のバンドがいつの間にこんな出世したんだ!みたいな感じでしたね。

    だから後追いで『OKコンピューター』を聴いてその斬新な響きと世界観に感心したのですが、ただ奇抜なだけじゃなくて、素直に美しい音楽をつくろう、素直にカッコいい音楽をやろうとしてるのも伝わってきて好感が持てたものです。

    そのあたりの実験性とポップの両立は、おっしゃる通りビートルズやあるいはヴェルヴェッツにも共通するところがあって、幅広く支持されるのだろうなと思います。

  2. アバター フー太郎 より:

    現代のビートルズ
    レディへって色々な所からの影響を公言していますが、いつも独特の変化球ばかりで驚かされます。単純なA+B的な方法論ではなく、曲によってはメンバーの演奏を一切入れなかったりとある種のエゴが全く無かったりとロック至上主義者たちから色々言われていますが、レディへ程革新的だけどとっつきにくくもない音楽性を提示して見せたのはビートルズ以来かなと常々実感しています。大袈裟かもしれませんがね。