MGMT/キッズ (2007)

Kids
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その494
MGMT – Kids

この≪500≫も残り少なくなってきたので2000年代のクラブ・ミュージック的なものもひとつぐらい入れてみよう。

MGMTはニューヨーク出身のサイケデリックロックのバンドで、2007年にデビューした。
この「キッズ」は1stアルバム(全米38位、全英8位)からのシングルで、インディ系としてはまあまあヒットした、彼らの代表曲だ。

わたしは最初に聴いたときは途中で飛ばすぐらいちっとも良いと思わなかったが、apple musicのオルタナ系のプレイリストにちょくちょく入っているので、何度か耳にしているうちにすっかり覚えてしまった。

ある日、できれば2,3人殺してやりたい出来事があった日の深夜に、酔っぱらって布団に潜り込んでイヤホンで聴いていたら、あれ? おれこの曲好きかも? って思ったことを覚えている。

まあ普通の意味では名曲とは言わないかもしれないし、サイケデリックロック・バンドとしての彼らが好きなファンはこんなクソダンスミュージックみたいなもんつくりやがって、とちょっと間違ったものが売れてしまったことを嘆いているのかもしれない(いやよく知らないけど)。

でもわたしはこのちょっと高揚感のある、でもなんだか不気味な、人間の感情を失ったダメージ音楽みたいなところも好きだ。
好きだというか、もしかすると好きではないのかもしれないけれど、中毒なのは間違いない。

またこのPVがコワいのだ。
気持ち悪いモンスターに囲まれてマジ泣きしている小さな男の子が可哀そうでならない。
PTSDになっていないかと心配でならない。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする