No.115 スキーター・デイヴィス/エンド・オブ・ザ・ワールド (1963)

エッセンシャル・スキーター・デイヴィス
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その115
Skeeter Davis – The end of the world

もうとにかく、わたしが愛してやまない曲なのだ。
いわゆるオールディーズの数ある名曲の中でも、5本の指には入るぐらい好きだし、わたしのガールズポップ好きもこれにハマったあたりから始まっている。

1931年にケンタッキー州ドライリッジで生まれたスキーター・デイヴィスはもともとはカントリー畑の歌手だが、この曲がジャンルを超えた世界的なヒットとなり、女性のカントリー歌手としては初めて大きな成功を収めた。

内容は失恋の歌らしいが、わたしはそのものずばり世界の終末を勝手にイメージしながら聴いていたので、その印象は強烈だった。

空から隕石が降り、津波が押し寄せ、ビルが倒壊し、自由の女神が倒れ、海が凍りつき、溶岩が流れ出し、地上のあらゆるものが燃え上がり、というイメージをスローモーションで思い浮かべながらこの曲を聴いて涙したものだ。
勝手な妄想ではあるが、そのような恐ろしい世界の終わりのイメージとこの美しく、哀切な曲調のアンバランスにわけのわからない感動を覚える。

と長年思っていたら、つい先月、まさにそのイメージでこの曲が使用されているのを見た。
アメリカのTVドラマ『アンダー・ザ・ドーム』の中で、町にミサイルが撃ち込まれるシーンでこの曲が流れたのだ。
やられた、と思った。

なにが「やられた」なのかわからないが、なかなかよくハマっていたと思う。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする