No.114 ジョニー・キャッシュ/リング・オブ・ファイア (1963)

Ring of Fire: the Legend of
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その114
Johnny Cash – Ring of Fire

ジョニー・キャッシュの2曲目に選ぶのは、「アイ・ウォーク・ザ・ライン」と並ぶ彼の代表曲、1963年のヒット曲「リング・オブ・ファイア」だ。

一応この曲を書いたのはカーター・ファミリーのジューン・カーター(後にジョニーと結婚する)ということになっているけど、実はジョニーの自作曲で、彼女にお金が入るようにしたのだという説もある。
たしかに歌詞もちょっとエッチな歌詞なので、なんとなくジューンが書いた感じがしないのである。真相はわからない。

それにしてもジョニー・キャッシュという人は、知れば知るほどわたしはその魅力にとりつかれていく。
最近は晩年の≪アメリカン・レコーディングス≫のシリーズを聴いて、その声とギターのディープな世界にすっかりハマってしまった。
これほどの存在感と、聴く者の魂を震わすような声を持ったアーティストは二度と現れないのかもしれない。

この冬の思い出は、夜遅くまで近所の塾に通っている中三の娘を迎えに行った時のことである。

徒歩で迎えに行ったわたしはスマホにイヤホンで晩年のジョニー・キャッシュを聴きながら、寒空の下で娘が出てくるのを待っていた。
やがて娘が出てきてわたしを見つけると、わたしのイヤホン(コードレス)を奪い取って自分の耳に装着し、寒さに小走りで走りながら「お~、いい声だねえ~」と言ったのだった。

それがわたしの、この冬いちばんグッときた思い出。

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