≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その218
Buck Owens – Act Naturally
ビートルズのカバーで有名な曲だけど、もともとは1963年にバック・オーウェンス&バッカルーによってヒットしたカントリーの名曲だ。
ビートルズ・バージョンではリンゴ・スターがリード・ヴォーカルをとり、1965年のアルバム『4人はアイドル』に収録された。
アメリカではシングル「イエスタデイ」のB面に収録されたらしいが、日本ではシングルのA面として発売されたこともあるそうだ。
歌詞のピュアな感じがとても良いし、サウンドも風通し良く、爽快な気分になれる曲だ。
ビートルズ時代のリンゴは、カール・パーキンスをカバーしたり、「オクトパス・ガーデン」などカントリー風の楽曲も自ら書くなど、ビートルズにカントリーの要素をもたらすことに貢献した。
60年代末のイギリスではストーンズやキンクスなどもカントリーを大胆に取り入れて新たな展開に成功したことを思うと、ビートルズももう少しみんな大人の態度で割り切ってバンドを続けてたら、70年代にはどんな展開を見せたのだろうと思わないでもない。
Visited 1 times, 1 visit(s) today