ミート・ローフ/地獄のロックライダー(1977)

BAT OUT OF HELL-EXPANDED

【70年代ロックの快楽】
Meat Loaf – Bat Out of Hell

ミート・ローフはテキサス州ダラス出身のアメリカのソロ・アーティストだ。
名前からなんとなく想像がつくかもしれないが、ぽっちゃりしている。
ロック・アーティストとは思えないほど。

現在、日本のロック・ファンの間でこのミート・ローフがどれだけの認知度があるのかよくわからないが、ホントはこんなマイナー臭がキツいブログなどで紹介するのはふさわしくないぐらいの超メジャー・アーティストである。

この曲は1977年発表の彼の1stアルバム『地獄のロック・ライダー』のタイトル曲だ。アルバムをプロデュースしたのは、トッド・ラングレンである。

アルバムは本国アメリカでこそ最高14位だったが、オランダ、ニュージーランドで1位になり、イギリスでは9位が最高だったもののその後も売れ続け、2017年までに521週連続でトップ100に居座っている。
そしてこのアルバムは驚くなかれ、2010年までに、4,300万枚以上売れているのだ。
これはアルバムとしては歴代5位の売り上げ枚数である。ちなみに6位はイーグルスの『グレイテスト・ヒッツ』である。

彼の音楽は「ロック・オペラ」とも呼ばれている。
ロック・オペラとはザ・フーの『トミー』が発祥の、全曲がひとつのストーリーでつながっているアルバムのことだ。
起伏に富んだソングライティング、壮大なアレンジに、誇大妄想のような大げさなパフォーマンス。
わたしはこの過剰さが面白くて、昨年繰り返しこのアルバムを聴いた。名盤である。

実は『地獄のロック・ライダー』には、『地獄のロック・ライダー2』と『地獄のロック・ライダー3』もあるのである。
さすがに3までいくとゲップが出るが、この手のものが好きな人は、2までは聴いて損はない。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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