No.446 レオン・ラッセル/タイト・ロープ (1972)

カーニー
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その446
Leon Russell – Tight rope

サザン・ロックの中でも、最も渋くて泥臭くてネチっこいやつをスワンプ・ロックという、なんてことをどこかで聞いたか読んだかした覚えがある。
そのスワンプ・ロックの代表的なアーティストがレオン・ラッセルだ。

ただわたしは、レオン・ラッセルは歌い方こそネチっこいものの、ソングライティングは基本的にポップなので、そこまで渋いとか泥臭いとも思わない。
「マスカレード」なんてずいぶんエレガントな曲ではないか。

この「タイト・ロープ」は全米11位のヒットとなったが、日本でも当時の洋楽チャートで1位になった。
本人の見た目よりは楽曲はずっとポップで売れ筋であり、わたしは彼のそういうところが好きだ。
芋焼酎によく合う、甘みと苦みがものすごくちょうどいいバランスのスイーツみたいだ。

レオン・ラッセルは、ライヴでストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」をよく演奏していた。
一見あの仙人みたいな見た目のイメージに合わない選曲のような気もするのだけど、それはこちらの勝手な思い込みで、実際は悪ガキみたいなロケンロール野郎の一面もあったのかもしれない。
このジャケも、なぜかゾンビメイクだし。

ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』が公開される6年前のことだ。
早すぎるわ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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