No.486 フランツ・フェルディナンド/テイク・ミー・アウト (2003)

Franz Ferdinand
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その486
Franz Ferdinand – Take Me Out

この曲もまた英ロック・シーンを変えた一曲だろう。

90年代後半のブリット・ポップのブームはわたしにはオアシス以外はちょっと小粒すぎて楽しめなかったし、レディオヘッドが主導権を握って、もはやロックが解体された後のスクラップ工場みたいなところへわれわれを案内しながら、21世紀を迎えてしまったのだった。

われわれはもうそんなに新しいことなんかなくてもいいから、もうちょっとわかりやすく、シンプルに楽しめるロックを欲していたのだろう。
2003年、アメリカからはもう見た目からしてカッコいいロケンローバンドのストロークスがブレイクし、イギリスではこのフランツ・フェルディナンドが大ブレイクした。

フランツは、1980年代初頭のニューウェイヴやポスト・パンクを手本にして、ダンサンブルなロックに仕立てたのだった。
この曲は彼らの2枚目のシングルで、全英3位、米オルタナチャートでも3位と、大ヒットを記録した。

正直わたしなんかは、名曲と言うには完成度がもうひとつだなあ、ちょっと長いし、なんて思ってしまうが、この曲がこのときのシーンに与えたインパクトは想像以上のものがあったのだろう。
ロックシーンを再び活性化させた重要なナンバーとして、敬意を表さなければならない。

動画はグラストンベリーかなにかのフェスだと思うが、このときの観客の熱狂ぶりを見ても、当時の彼らの爆発的な人気がよくわかる。
衣装もおしゃれな感じで颯爽としたりしているが、しかし彼らは意外と苦労人で、ドラマーは二度目のデビューだし、ヴォーカルのアレックスは3度目のデビューで、31歳だった。

コメント

  1. ごろー より:

    そういう角度も
    わたしはスパークスは知らないけれど、ブロンディはよく知ってます。
    なるほどなあ。

    ひとりつのアーティスト、ひとつの楽曲でも、人それぞれ聴いてきた音楽や好みによっていろいろな角度で聴いてるんだなあと思いますね。面白いです。

  2. フー太郎 より:

    意外とUSロックの匂いが
    私もフランツ好きです。出来れば今月の1日限りのライブ行きたかったなー。ブロンディや兄弟デュオのスパークスに雰囲気が似てると思いました。実際スパークスとはコラボアルバムを出してますしね。